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水災に備える

2022年6月3日

 

6月に入るといつ梅雨入りするのかが気になってきます。中国地方では例年6月6日頃に梅雨入りしますが昨年は5月12日頃とかなり早くに梅雨入りしましたね。また最近では線状降水帯という言葉を耳にします。これは気象庁によると次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域と定義されています。毎年6月~8月になると日本のどこかで川の氾濫などのニュースを目にします。まずはここ数年の豪雨災害状況をみてみましょう。

 

 

2021年 静岡、神奈川県を中心に72時間雨量800ミリを観測。熱海市では土石流が発生

 

2020年 岐阜県下呂市で72時間雨量639.5ミリ。九州エリアの各県で統計開始以来最大の72時間雨量を観測。

 

2019年 九州南部を中心に降り始めからの総雨量が1,000mmを超える記録的な大雨を記録

 

中国地方では2014年に広島県、2018年には岡山県でも大規模の災害が起こっています。

 

 

 

そういった場合に役にたつのが火災保険の水災補償です。支払の条件を確認してみましょう。

 

水災の補償内容

 

対象:台風 暴風雨 洪水 高潮 土砂崩れ 落石

 

条件:建物に建物評価額の30%以上の損害

    床上浸水もしくは地盤面より45㎝を超える浸水を被った場合

 

保険会社によってはプランは3つ程度あり。一番安いプランを選んだ場合には「水災」の補償がされない場合もあります。また20~30年前に加入された場合につけていない場合もあります。万が一水災にあった場合にも不安にならないようにご自身・ご実家(ご家族)の火災保険の補償内容は一度確認してみることをおすすめします。

 

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