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2022年6月10日

厚生労働省が3日に発表した2021年の合計特殊出生率の数字です。この数字は6年連続で低下しており、出生数は81万1604人と過去最少とのことでした。今回は合計特殊出生率と出生数について書きます。まずは過去の合計特殊出生率と出生数の推移を見てみましょう。

 

 

 

合計特殊出生率は15歳~49歳まで女性の年齢別出生率を合計したものとなっており、①期間(1年間)特殊出生率と②「コーホート(同一世代)」合計特殊出生率があります。グラフをみると終戦直後は4.0%を超えていましたが、1995年には1.5%を下回り、2005年に過去最低の1.26%を記録しました。一般的には1.5%未満が超少子化水準と言われているので日本はかなり低い水準です。一方出生数と出生率は下の図のようになっています。

 

 

          厚生労働省のHPより抜粋

 

第1次ベビーブーム、第2次ベビーブーム時の出生数は270万人、200万人を超えていましたが、その後は減少が続き近年では80万人をきろうかという状況です。少子化対策として2022年4月から不妊治療への保険適応が始まっていますが、今後も少子化は続きそうです。少子化が続くと将来の日本の人口、社会保障に影響があるので、それをふまえたライフプラン(マネープラン)を考える必要があります。

 

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