10月20日に一時1ドル=150円台をつけました。これは1990年8月以来32年ぶりの円安水準でした。11月17日時点では1ドル=140円近辺まで円高にふれていますが、この円安の要因の一つは日米の金利差があります。今回はこの金利差をみていきながら今できる運用について考えていきます。
※アメリカ10年国債利回りの推移
※日本10年国債利回りの推移
上記表から1月と11月では日米の金利差はかなりついています。では1000万円を預けた場合には金利0.24%と4%ではどれくらいの差がでるかを次に比較していきます。
【10年後の比較 ※複利で計算】
1000万 金利4% (10年間) → 1480万
1000万 金利0.24% (10年間) → 1024万
上記の比較でわかるように0.24%と4%では10年後に456万程度差がでます。これだけの差がでると円を売ってドルを買う人が多くなります。その結果が現在の円安要因の1つとなっています。現在円安ではありますが、この金利は魅力的です。今の金利が低いとお悩みの方は一度ドル資産での運用について検討してもいいと思います。是非弊社にご相談ください。
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