最近新聞やITニュースでは「リスキリング」「こども・子育て支援政策」「防衛力強化」「人工知能」などの話題が多くでています。これは国の重要政策に位置します。政策をみていく上で、6月、12月は非常に大事になります。これは何故かというと、6月に策定された方針をもとに8月に各省庁の次年度概算要求がだされ、12月に税制大綱としてでてきます。年明けに国会で承認されると、早ければ翌年から実施されるからです。まずは用語の整理からしましょう。
【用語について】
骨太方針=経済財政運営と改革の基本方針
※毎年6月頃に策定されます
※新しい資本主義実現会議にてグランドデザインと実行計画もあり、骨太方針と並んで重視されています。2022年でいうと「所得倍増計画」が話題になりました。
【政策決定までの流れ】
6月 政策の発信
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8月 各省庁の次年度予算の概算要求
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12月 与党税制改正大綱
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翌年1月以降 通常国会にて予算審議・承認→決定
【まとめ】
一連の流れは次年度の予算決定のためのプロセス
6月(方向性)→8月(予算)→12月(具体案)→翌年3月末まで(決定)。ニュースは繰り返しでてきており、過去には住宅ローン減税やNISAなどもここで決定までのプロセスをふんでいる。
2023年は児童手当、リスキリング、防衛費、原発再稼働などが話題になりそうですね。
※経済財政運営と改革の基本方針2022はこちら↓
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/honebuto/2022/decision0607.html
※新しい資本主義実現会議についてはこちら↓
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/index.html
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