7月もあっという間に月末になりました。恒例の各指標の推移をまとめてみます。5、6月の記事も参考にして変化を確かめてみてください。
【指標:左7月1日時点、右7月28日時点】
政策金利
日本 -0.07%~-0.059%
アメリカ 5.25%~5.5%
10年国債利回り
日本 0.4%~0.54%
アメリカ 3.857%~4.001%
為替
ドル円 144.52円~139.7円
株価
日経平均 33,358円~32,759円
S&P500 4,455.59$~4,537.41$
【まとめ】 アメリカでは日本時間7月26日・27日にFOMC(米国の金融政策を決める会議)が開かれました。FOMCでの決定を受けて、アメリカの政策金利は5.25%→5.5%となりました。一方日本では7月27日・28日に金融政策決定会合が開かれ、政策金利は据え置き、YCC(イールドカーブコントロール)については修正が加えられました。修正内容は長期金利の上限を0.5%をめどに一定の上昇を容認し、10年国債の指値オペは1.0%に引き上げました。
上記内容より、アメリカと日本の政策金利差は広がりますが、10年国債利の金利差は縮まる可能性はでてきます。広がった場合には円安傾向、縮まった場合には円高傾向が予想されます。日米の為替では貿易収支が黒字というニュースもあったので、今後も黒字傾向が続くと円高傾向になります。先月も書きましたが、金利は今後を読む上で大事な要素となりますので、注意してみていきましょう。
※まとめはあくまで参考にとどめておいてください。投資は自己判断となります。
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